こんにちは。
中古車輸出事業を始めるのに最初に回ったのが乙仲(おつなか)さんやフォーワーダー、ブッキングエージェント等です。
乙仲
フォーワーダー
ブッキングエージェント
輸出をするのに欠かせないのが通関手続きですが、通関には特別な資格や手続きがいるので通常通関業者に委託して行います。
よく乙仲(おつなか)って呼ばれてますけど。
乙仲って❓
戦前の海運組合法で、定期船貨物の取次をする仲介業者を乙種仲立業(乙仲)、不定期船貨物の取次ぎをする仲介業者を甲種仲立業(甲仲)と分類していたことに由来するそうです。
この法律は現在では廃止されていますが、それまでの名残りで現在でも”乙仲”と呼ぶそうです。税関への申告業務に限らず、貿易業務の中で発生する様々な問題を上手に解決するプロですね。
あーちゃんもわからないことはよく乙仲さんに相談させてもらっていて
いつもお世話になってます😅
乙仲さんは扱う品物によって専門分野があることが多く、うちの場合は中古車なので中古車専用船の手配が出来たり、中古車専用ヤードを兼ね備えていたりします。
昔、食品の輸出入に係わっていた時には冷凍倉庫会社の乙仲さんにお世話になっており、その時は原材料の配合や生産工程によって関税等が変わるので教えていただいたり添加物を調べたり実際に検査を行ったりなんかもしてました。
神戸港にて |
ではフォーワーダーって?
フォワーダーの基本的な役割は、荷主と実運送人の間で、国際輸送に関する業務を行うこと。自らは運送手段を持たず、運送手段を持つ運送業者との間に立って仕事をします。
小さな会社では社内に貿易担当者を置かず、フォーワーダーにすべて任せて貿易業務をこなしている会社もありました👀
フォーワーダーは航空貨物か海上貨物かいずれかを得意にしている会社が多いです。
欠品などを防ぐために通常は船便を利用しているところ、やむを得ずエアー便で輸入したり、時間をかけて運べないものなどは航空便が利用されることが多いですね。
フォーワーダー自体が通関業務ができるところもあればそうでない会社など、色々あり、フォーワーダーと一口にいっても業務範囲は様々です。
最後にブッキングエージェントはまた違うのか??
中古車の場合、ブッキングエージェントさんにお世話になることも多いような気がします。
ブッキングエージェントとは言葉通り予約、船舶予約をとってくれて荷主と船会社の仲介をしてくれます。
同じ仕向け港でも船会社が数社行っている場合は相見積もりをとったり、航海日数の違いや出港のタイミングなどによって使い分けたりします。また船会社によってブッキングエージェントさんが違うのであちこち聞かないといけません😅
余談ですが最近はコロナ禍の影響で船のスペースがすごくとりずらくなっています。
とくにコンテナ不足は深刻なようです。
中古車でいうと、中国からの新車の積載量が増えたことや船の一部減便などでブッキングスペースを確保するのに2~3か月待ちも発生しているようです😑
そうなるとまた数社ブッキングしてなんか悪循環のような。。。😓
ということで今回は輸出するのには欠かせない通関業者さんや船舶予約などのお話しでした。
最後までおつきあいいただきありがとうございました👧
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