京都のお盆と送り火
お盆ですね。
夫の実家が京都東山のすぐふもとで毎年五山の送り火には帰って大文字山に灯る火を眺めてご先祖様をお送りするということを繰り返してきた。
結婚するまでは送り火は夏の1祭事ぐらいに考えていたので、義祖母が送り火に向かって数珠をもってお経を唱えながらお祈りしているのを見た時は最初は驚いたことを今でも覚えている。
が、本来の送り火の目的はお盆に帰ってきたご先祖様が迷わずお帰りなるための燈火なのでそちらの方が正しかったのだ、と今では思う。
義母が病気で入院中で今年は主不在のお盆となった。
まずはお盆1週間前のお墓参りから始まり、13日から”おしょらいさん”(お精霊さんーご先祖様の霊)のお供えを義母はずっと欠かさずしていてその献立も書いて仏壇の隅に入れてあるからねともう20年くらい前に義母に言われた。
とうとう今年はそのお献立表を引っ張り出してお供えのまねごとをすることと相成った。
うちには立派な塗りのお供えセットもお仏壇もないので、塗りの盆に間に合わせのお盆コーナーを設立😅そんな”けったいな”と義母には怒られそうだが気持ちだけお供えすることにした。
8/14のおしょらいさんの献立 |
義母の献立表にはぜんまいとあったがぜんまいが入手できずふきのたいたんで代用😆
最終日の今日、16日は”あらめとおあげさんののたいたん”。いつも送り火の16日に実家に帰っているので、その”あらめのたいた汁を玄関口にまくんえ”と義母に言われて❓❓❓とおもっていたが、調べたらちゃんと「追い出しあらめ」といってご先祖さまが未練を残さずあの世に帰れるという京都の風習があるので、ちょっとだけ玄関ポーチにまいておいた😂
実をいうと”あらめ”というものを知ったのもこの送り火をきっかけで、ひじきをよくたくけどひじきと似たあらめ限定なのはなぜなんだろう?という疑問は未だにとけていません。
京都で過ごさない送り火のはいったいいつぶりか?
暑い大阪の地からテレビ中継を見て今宵は過ごそうと思う。
自分の忘備録も兼ねて京都のお盆について書いてみました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
See you🙋
By あーちゃん
R5/8/9更新
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