ガソリン価格が高いのは日本だけ⁉️ 海外では一体いくらなの❓---カーライフお役立ち情報⑦

 

最近のガソリン価格のの高騰は車を所有するものにとっては辛いですよね😫

今回はガソリン価格の構成、他国との比較など見ていきたいと思います。

日本とアメリカ、ドイツのガソリン価格の比較
なぜアメリカのガソリンはそんなに安いの？
実はびっくりの日本のガソリン価格の構成
まとめ

レギュラーガソリン価格の比較

2021年６月時点を例に単位を置き換えわかりやすく比較してみると。

日本 150円 /L とすると

アメリカ 90円 /L

ドイツ  207円 /L 、くらいになります。

アメリカのガソリン価格は 90円 /L

なので日本より約40%ほど価格が安いですね。

次に、自動車産業を基幹とするドイツのガソリン価格は、207円 /L

日本より約40%ほど価格が 高いですね。

この3ヵ国で比較すると、日本のガソリンはちょうど両国の中間くらいにあたることがわかりました。

なぜアメリカのガソリンはそんなに安いの❓

ですよね。

アメリカの場合は、アメリカ国内で石油が産出されるため、輸入に頼る日本とは異なり、ガソリンの国内調達率が高くなります。

そのため、本体価格が日本より抑えられてます。

アメリカのガソリンスタンドは、ほとんどがセルフ式となり、日本と違って無人のガソリンスタンドも多くあります。ガソリンスタンドの運営コストが削減されている点も、価格の安さに影響していると考えられます。

しかし‼️

アメリカのガソリン価格の安さの一番の要因は”ガソリン税の安さ”にあります。

日本のガソリンにかかる税の割合が50%近くなのに対し、アメリカは州により税率が異なりますが、平均値として 24%ほどです。

この点が、日米のガソリン価格差に大きな影響を及ぼしていると思います。

ケニアのガソリンスタンド

では実はびっくりの日本のガソリン価格の構成は？

日本は、ガソリンの原料となる原油の大部分を輸入に頼っているため、原油価格と為替によってガソリン価格が大きく変動します。

ガソリンは海外から運ばれた原油を製油所で精製して出来上がるため、本体価格に輸送費、備蓄費や精製費用などを含めて卸売価格が決まります。

そこにガソリンスタンドまでの配送費や販管費等もかかり、最終的には仕入れ量や競合店舗の価格などの市況を考慮して、ガソリンの販売価格が決定します。

しかし、ご存知の通り、ガソリン価格には様々な税金がかかります。 

その中でも一番大きな税金はガソリン税で、定額 53.8円 /Lとなります。加えて2.8円 /Lの石油税、消費税もかかります。

日本の場合は、レギュラーガソリン価格が150円とすると。。。

この中には、ガソリン税 53.8円 + 石油税 2.8円 + 消費税 13.7円 合計 70.3円の税金が含まれています。

びっくりしますね👀

ガソリン価格のおよそ半分が税金なのです。

ちなみに、ドイツのガソリンにかかる税の割合は、日本よりさらに高く7割近くを占めています。

  

兵庫県伊丹市の田中石油店

              

まとめ

ガソリン価格が日本より4割近く安いアメリカですが、車社会のため、1人当たりのガソリン消費量は日本よりはるかに多くなります。ガソリンのトータルコストを比較すると、安いとは言えないようです。

また、アメリカではフルサービスのガソリンスタンドはほとんどなく、無人のセルフガソリンスタンドが多くなります。

日本ではセルフも増えていますが、無人ではできません。これはまた別の機会にお話ししますね。

サービス面や安全面などを踏まえると、価格面だけで日本と諸外国とは単純に比較出来ないですね。それぞれの国の事情が反映された価格となっているということですね。

ご質問、お問合せはこちらから

当社販売車両はカーセンサー、グーネットで

『オートショップタナカ』で検索して下さい❗️

廃車無料引取りキャンペーン❗️

　車検切れ、事故車、不動車 等

　お任せ下さい。

お問合せ先　　　072-781-1757

                        090-4303-3362  

ブログの廃車とお伝え下さい。

それではまたっ👋